嫌われマデ子の一生 [嫌われマデ子の一生]
伝説の猫
マデ子が死んだのは3年前の1月1日。
忘れもしない、元旦だった。
仕事をする主人の足元で・・・ひっそりと・・・。
享年12〜3才。
マデ子が借りてきた猫のようにおとなしかったのは初めだけで
体力が回復するとすぐに本領を発揮した^^;
やつ、いや彼女は破壊女王だった。
障子を階段のように登り、カーテンレールの上を
まるで平均台上のコマネチ(わかる?)のように行ったり来たり。
ふすまと網戸で爪研ぎはするは、突然かみついたり引きちぎったり・・・
エキセントリックな女であった。
障子のマスにはひとつ残らず穴が空いていたし
カーテンレールはひん曲がって開閉が困難となり、
ふすまの下半分はところどころサンも壊されてなくなり
ふすま開けなくても、お猫さまは自由に出入り
冷暖房の意味がなし〜〜^^;
網戸は気持ちよさげに風になびき・・・蚊も出入り自由(T.T)
ひゅ〜ぅ〜
まるで〜あばらやのようだった〜。
貼り替えたばかりの障子を
「ずぶ、ずぶっ」
顔の横の方でニタリと笑いながら穴を開けて行く
マデ子の勝ち誇ったような顔、今も忘れない。
マデ子が家になじんで暫くたった頃
マデ子の体に恐ろしい事が起こるのだが・・・
それはまた、別の話・・・。(この言い回し・・・(^^ゞ)
↑これは2006.12.19からのつづきのお話です。
これからもときどきマデ子が登場します〜
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